9月の中頃、1日1回しか上映されなくなった頃に
やっと行ってきました!w
ネタバレなしのレビューを観ていたのですが、あまり良くない
感想が多数。 まぁ、3までコケずに大傑作で来ていた分
期待も高かったのかなと思いつつ
やっと機会に恵まれて友人と観に行くことが決定♪
感想としては、3には劣るが悪くない結末。
ただトイ・ストーリーというより
”ウッディー・ストーリー”だったため、長年築き上げた
ファンにとってはガッカリという評価が多いのではと
思いました。
トイ・ストーリーは持ち主とはもちろん、おもちゃ同士の
友情があり、その個性がしっかりしていたのに今回
あまり出番も無く、ものすごい空気が読めて
あっさりした性格に変わっていましたね(^^;)
ウッディーの独りよがりな内容であったものの、人間の
人生でも同じ様なことがあるという深いメッセージが
込められているようにも感じました。
自分の役目を全うにこなし定年退職を間近に控えた年配社員が
居場所を見失いかけていたところに、違う人生を歩んで
今でもキラキラしている人を見たら影響されて、そちらの
人生を覗いてみたいと思う心理は理解できます。
でも、10年以上もしかしたら20年くらい毎日寄り添ってくれた
友人たちをあんなに簡単に別れられることに
みんな(レギュラーのおもちゃたち)の冷たさを
感じてしまいました。 感動ポイントにしては演出が
物足りなかったかな~。。。
それから、ボーのキャラクターもやりすぎな気がしました。
ボー=女性。男女平等に強く生きていくことができるという
最近のディズニー映画で多く見られるようになってきた
女性像ですが、弱っているウッディーと比べると
あまりにも活躍しすぎな気がします。
男キャラクターはウッディー意外にアホさが増したバズや
世話のかかるフォーキーなどなど、色んな意味での貧弱な
男性像と捉えられても仕方がありません。
あまりにも男女で対象的な印象を受けました。
私は未だにシンデレラや白雪姫のような夢見る王子様を
待っているという乙女ストーリーが好きです。
リアルなメッセージが強くなっているディズニー映画は
もうこんな夢見るよな話は描かれないんですかね(T▽T)
結末に関しては私はショックはありません。
違う映画と比べるのもナンセンスですが、天気の子より
見終わった時の気分というか印象は良いものでした。
ただ、その結末に至るまでの細かい設定や演出に
ところどころ不満点があるのも確かです。
というわけでトイ・ストーリー4の総評は☆3.5
今までのトイ・ストーリーとは別物で完全に
ウッディー主観ということを踏まえて観ることを
おすすめします。